DTI ハイブリッドモバイルプランを試してみた
前から気になってたDTIのdocomo MVNOデータ通信サービスDTIハイブリッドモバイルプランが震災支援で3ヶ月無料(2年縛りなし)だというので申し込んでみた。通常料金は回線料金2,980円+データ通信端末強制レンタル代金630円の計3,610円(2年縛り・更新なしタイプ)。オマケではあるが、公衆無線LANサービス利用権も付いてくる(但しNTTcomのhotspotスタンダードエリアなので自分の住んでいる地方では全く使えない)。
今回選んだの端末はUSBスティックタイプではなく、モバイルWi-Fiルータタイプ。モノはNETINDEX RS-CV0C. 24ヵ月経過すれば端末は返却不要となる(ソース1,ソース2)。某所ではゴミとか散々叩かれてるけど、個人的にはPocket WiFiと同等、またはそれ以上と感じた。Pocket WiFiが9,800円であることを考えると、RS-CV0Cの630円×24ヵ月=15,120円は適正料金の範囲内では? この低価格を実現するためには端末強制レンタルは致し方ないと言える。SIMのみで2,980円はまず無理だろう。まあ抱き合わせ販売には違いないので独占禁止法スレスレではあるのだけれど……。
グラフィカルなRS-CV0CのAPN設定画面。デフォルトでプリセットされている設定値は以下の通り(本当は非公開なんだけどDTI ハイブリッドモバイルを再販しているちゃんぷるBBとかどこでもい~じゃん Mobile-Dプランの設定方法ページで公開されてるしいいか)。
- ユーザ名:user@3gd.ynmbl.net
- パスワード:3gd
- APN:ynmbl.net
- 認証方式:CHAP
他の端末にも上記APNを設定することで(非公式ではあるが)DTI ハイブリッドモバイルプランを利用することができる。
さて、気になる速度測定。純粋な速度を計るために、SIMフリーの日本通信IDEOSへSIMを挿して込んでみる。DTIの中の人によると「SIMカードは決められた端末にのみ、設定可能となっております」とレンタル端末以外のものにSIMを挿しても利用できない旨の回答がなされているものの、現状IMEI制限は掛かっていない模様。Speedtest.netのアプリで測定。うむ、遅い。下り325kbps 上り90kbpsとなっている。これでは日本通信のU300と同じだ。
念のためRS-CV0CにSIMを戻してPCからWi-Fi経由で再測定。こちらは下り1.20Mbps 上り0.32Mbpsとなっており、妥当な速度が出ている模様。IDEOSの速度は何だったんだ? ちなみにHSUPA非対応エリアのため、上りはW-CDMAで最大384kbps。
こちらはau回線をSIRIUS α IS06でWi-Fiテザリングさせた場合の同時刻の速度。比較対象としてはdocomo定額データプランであるべきなのだろうけど……持ってなくてスミマセン。下り3.87Mbps 上り0.64Mbps。WIN HIGH SPEED対応で下り最大9.2Mbpsは伊達じゃない。
DTI ハイブリッドモバイルプランの対抗馬としては、docomo純正の定額データプラン スタンダードバリューと、グローバルデータのMiFiが挙げられる。
前者は2段階定額制が最大の特徴、使わない月があるなら大幅に料金を抑えることができる。月額料金は2年縛り(自動更新タイプ)で1,525~6,510円(プロバイダ料金込)と上限料金は高いものの、家電量販店であれば2万円~4万円のキャッシュバックやポイント還元を受けることができるので、2年間の支払い総額でみるとDTIと変わらないレベルになる。ただ、キャッシュバック金額と端末価格は地方や店により大幅に異なるのが欠点。実際にはL-05Aだと3万円還元、HW-01Cだと2万円還元、端末価格は一括0円が多い模様。
後者は端末別の月額3,990円とDTIより月1,000円高いが、「1年縛り」(更新なしタイプ)であるという点が大きく異なる。端末は既に持っているとか、DTIの2年縛りはちょっと……という場合はMiFiがオススメ。MiFi純正ルータが19,720円でセット販売されているが馬鹿正直に買う必要はなく、docomoのHW-01C(Amazonで1万円を切っている)での利用が公式に認められているので、これで十分。最近は更に期間の短い3ヶ月縛りで月4,725円のプランも始まった模様。新興サービスで知名度もないため、安心感はいまひとつかもしれない。
気になるのはDTIの詐欺的な広告手法。回線料金2,980円を誇張しているものの、実際には端末レンタル代金630円が掛かる。端末をレンタルしないプランがある訳ではないのだから、最初から合計料金の3,610円を謳うべきではないか。最初から月額3,610円の端末レンタル代金0円なら、ここまで叩かれることもなかったろうに。また、料金面で負けている日本通信のb-mobile U300を指して「DTIは規格値7.2MbpsでU300の300kbpsの約24倍の通信速度!」というのは余りにも企業倫理に欠けると言わざるを得ない。DTIとdocomoのゲートウェイの話をするまでもなく、docomo純正の定額データプランですら実測2Mbpsがやっとなのに……。
「買い」かどうかは、これらを知り尽くした上で契約するのであれば……といったところ。そもそもDTI ハイブリッドモバイルプランの最大の特徴は、直近3日間300万パケット制限や厳しいプロトコル制限がないところにある。2年縛りを考えると料金自体はそこまで安いものではなく、ヘビーユーザーには実質DTIしか選択肢が残されていないといったところ。正直、2年間毎月間違いなくデータ通信を使う人間がそう多くいるとは思えない。仲間内で使い回すとか、固定回線代わりに使う場合はお得かもしれない。スマートフォンにSIMだけ使うのには適しているが、であれば1年縛りのMiFiの方がいい気がする。
とりあえず、一通り遊び倒した動作テストをしたので、震災で固定回線が死んでる大船渡の彼女の元へ送るとします。
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SIMフリーのiPhone3GでそのAPNを入れましたが、通信ができません。
IDEOSではできるのですね。。。どなたかiPhoneで通信できている方はいらっしゃるのでしょうか?
iPhoneはCHAP認証方式に対応していないと思われます。DTIのSIMがPAP認証を受けつけてくれるようになれば多分使える。
日本通信SIMやドコモ純正SIMだとPAP/CHAPどっちでもOKだから使えている。
CHAPしか受け付けないってDTIが始めてだなぁ。
海外SIMを何種類か使ったが全部PAP対応だったのでIPhoneで問題なく使えた